標高198 mの東谷山(とうごくさん)は、名古屋市守山区と瀬戸市との境界に位置した名古屋市最高峰の山で、2010年4月には国の特別天然記念物であるニホンカモシカの生息が確認された。
山頂には延喜式記載の古社である尾張戸神社、また熱田神宮の奥の院として古来より信仰を集めた。
山麓には尾張戸神社古墳・中社古墳・南社古墳・白鳥塚古墳など、東谷山古墳群・上志段味古墳群と総称される尾張地区最大規模の古墳群がある。
南山麓には愛知県森林公園の丘陵地、南西山麓には東谷山フルーツパークがある。東谷山フルーツパークは、果樹を中心とした植物観察や散策、果樹栽培の講習・相談など、多目的な利用がされ、春や秋には各種イベントも行われる。
1980年4月開園で、世界の熱帯果樹温室、果樹園(アンズ、イチジク、ウメ、カキ、キーウィ、クリ、スモモ、ナシ、ビワ、ブドウ、ブルーベリー、モモ、ミカン、リンゴの各園)があり、約1000本のシダレザクラもある。
ムーンライトセレナーデ・・・東谷山フルーツパークから瀬戸に