サンクトペテルブルク(ロシア)

1703年、ピョートル大帝によりロシアの近代化の窓口として、ネヴァ川河口の泥沼地に莫大な費用をかけて人工的に作られたレーニングラード州の州都で、5月下旬から7月中旬には太陽の沈まない白夜がある町でもある。

バレエや文学が盛んな芸術都市として知られ、エカテリーナ2世によってエルミタージュ美術館が建てられるなど芸術都市としての礎が築かれた。

19世紀には天才と謳われた詩人・プーシキンや、『罪と罰』のドストエフスキーなどもこの都市を拠点に活動しロシア文学が花開いた。

ペトロハヴロフスク要塞、エカテリーナ宮殿など歴史を刻む多くの建築物が周辺の歴史地区と共に世界遺産に登録されている。

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