1年中温暖な気候で豊かな自然が残り、ハワイ、ガラパゴス諸島に並ぶ自生種が生息する。
ローマ時代からすでにカナリア諸島の存在は知られ、15世紀までヨーロッパ最古の石器文化を営むグアンチェ族(北アフリカのベルベル系の部族)が原住民として暮らした。
コロンブスも寄港し、アメリカ大陸への中継地として発展し、15世紀の旧都ラ・ラグーナとガラホナイ国立公園の世界遺産、その他歴史ある街、カナリア音楽や、舞踊など独自の文化や習慣が存続した。
テネリフェ島は諸島最大の島で、スペイン最高峰のテイデ山(3,718m)がそびえるテイデ国立公園がある。
サンタ・クルス・デ・テネリフェはラ・ラグーナという世界遺産の旧都で、現在は大学の街、産業の中心地であり活気にあふれる。
緑が多くワインの生産が盛んで、豪華客船も寄港する。