山崎川 (名古屋市)

山崎川は、延長12.4 kmの二級水系山崎川の本流で、千種区の平和公園内にある猫ヶ洞池などに源を発し南西方向の昭和区、瑞穂区、南区へと流れ、港区で名古屋港へ注ぐ。

最上流部の千種区池上町から千種区本山付近までは昭和50年代初頭に暗渠化され、その後鏡池通付近の区間も暗渠化され、川が姿をあらわすのは、千種区本山から鏡池通までの稲舟通沿い、田代本通を越えた大島町付近以降である。

瑞穂公園のある中流域までの川沿いに広範囲に渉って桜の木が植えられ「山崎川四季の道」として日本さくら名所100選にも選ばれ、市内屈指の桜の名所である。

1987年(昭和62年)には旧・建設省から「ふるさとの川モデル河川」に選ばれている。

約1万年前の縄文時代は、現在の瑞穂陸上競技場付近が河口であったが海面の後退や土砂の堆積によって、平安時代には現在の新瑞橋付近が河口になっていたと推定されている。
江戸時代には下流部で新田開発が進んで次第に流路が延長された。

1959年(昭和34年) – 伊勢湾台風で破堤
1987年(昭和62年)- 「ふるさとの川モデル河川」に認定
1995年(平成7年) – 「山崎川親水広場」を整備

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