香嵐渓の紅葉 2017-11-19

愛知県豊田市足助町にある矢作川支流巴川がつくる渓谷である香嵐渓(こうらんけい)は、愛知高原国定公園の一角に当たり、紅葉やカタクリの花などで有名である。寛永11年(1634年)、足助、香積寺の三栄和尚が、巴川から香積寺に至る参道にカエデやスギの木を植えたのが始まりとされる。

昭和5年(1930年)、当時の住職と町長により「飯盛山からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り、香ぐわしいまでの山気を運んでくる。山気とは、すなわち嵐気也」ということで、“香嵐渓”という名が付いた。香嵐渓のシンボルとも言える待月橋(たいげつきょう)が命名されたのは昭和28年(1953年)、その後3回の掛け替えを経た後、平成19年(2007年)に新たな橋となった。

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