アントニオ・ヴィヴァルディ 協奏曲第4番 ヘ短調 RV 297「冬」(L’Inverno)

アレグロ・ノン・モルト (10 – Vivaldi Winter mvt 1 Allegro non molto – John Harrison violin.ogg Vivaldi Winter mvt 1 Allegro non molto)
寒さの中で身震いしている。足の冷たさを振り解くために歩き回る。辛さから歯が鳴る。ソロヴァイオリンの重音で歯のガチガチを表現している。

ラルゴ (11 – Vivaldi Winter mvt 2 Largo – John Harrison violin.ogg Vivaldi Winter mvt 2 Largo)外は大雨が降っている、中で暖炉で満足そうに休息。ゆっくりしたテンポで平和な時間が流れる。

アレグロ (12 – Vivaldi Winter mvt 3 Allegro – John Harrison violin.ogg Vivaldi Winter mvt 3 Allegro)私たちはゆっくりと用心深く、つまづいて倒れないようにして氷の上を歩く。ソロヴァイオリンは弓を長く使ってこの旋律を弾き、ゆっくりと静かな旋律に続く。しかし突然、滑って氷に叩きつけられた。氷が裂けて割れ、頑丈なドアから出ると外はシロッコと北風がビュービューと吹いていく。そんな冬であるが、もうすぐ楽しい春がやってくる。

『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』(Eine kleine Nachtmusik)

「ああ、いいね。暗いね。夜の音楽」と言っていたのは芥川也寸志。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したセレナードのひとつ、『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』(Eine kleine Nachtmusik)ト長調 K.525。

ドイツ語でEineは女性形の不定冠詞、kleineは「小さな」の意の形容詞kleinの女性形、Nachtmusikは、Nacht(夜)+Musik(音楽)の合成名詞で、「小さな夜の曲」という意味。かつて「小夜曲」と訳されていたが、今ではほとんど使われなくなっている。

この題名はモーツァルト自身が自作の目録に書き付けたものである。モーツァルトの自作の目録には第2楽章のメヌエットとトリオを含む5楽章として記載しており、元来5楽章からなっていたと考えられる。第2楽章は散逸しており、下記のような4楽章形式で演奏される。ただし、他のメヌエットを第2楽章に充てて5楽章形式で演奏される例もある。

第1楽章:アレグロ、 ソナタ形式 ト長調 4/4拍子
第2楽章:ロマンツェ(アンダンテ) 三部形式 ハ長調 2/2拍子
第3楽章:メヌエットとトリオ(アレグレット) ト長調 3/4拍子
第4楽章:ロンド(アレグロ) ロンド形式 ト長調 2/2拍子