アッシジ(Assisi)

アッシジはイタリア、ウンブリア州ペルージャ県にあり、ローマから北へ約131kmの距離にある。

ペルージャ市街からならバスで、鉄道を使うなら市街から南西へ5kmほど離れたところにあるアッシジ駅 (it:Stazione di Assisi) で降車する。

空路であれば、ペルージャとアッシジの市境にペルージャ空港 (it:Aeroporto di Perugia) がある。

空港の正式名称は「ペルージャ・サン・フランチェスコ・ダッシジ=ウンブリア国際空港」(Perugia San Francesco d’Assisi – Umbria International Airport)と呼ばれるようにアッシジのフランシスコの名を副名称に採用している。

アッシジ(Assisi)はフランシスコ会の創設者、聖フランチェスコの出身地として知られ、キリスト教の巡礼地としての性格を持つ都市でもある。

フランチェスコの名を冠した聖堂やフランシスコ会関連施設は、「アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群」として世界遺産にも登録されている。

歴史的には、紀元前450年ごろ、エトルリア人が住み着き、紀元前295年ころローマ人の支配下となる。

11世紀、独立した都市国家となりギベリン(皇帝派)の立場をとり、ゲルフ(教皇派)のペルージャとは激しく抗争する関係であった。

その後、教皇領となったアッシジでは、1569年、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ聖堂 (it:Basilica di Santa Maria degli Angeli) の建設が開始された。

17世紀の邸宅(パラッツォ)群が物語るように、ルネサンス期以降の時代にかけてのアッシジは比較的平穏に発展した。

フランシスコ会の創設者、聖フランシスコは鳥に対して説教を行った伝説から、多くの人々に自然を愛した人物として記憶され、シエナの聖カタリナとともにイタリアの守護聖人として崇敬を集め、聖フランシスコの伝説に導かれた多くの巡礼者が訪れる。

イタリア、サルデーニャ(Sardegna)

イタリア20州のひとつ、地中海に浮かぶサルデーニャ島。サルデーニャ語ではSardigna, Sardinna, Sardinnia、イタリア語ではSardegna、カタルーニャ語ではSardenyaと綴る。

古代この島はフェニキア人によりイクヌーザと呼ばれ、今ではサルデーニャで一番ポピュラーなビールにその名を残す。イタリア半島を足だとすると、足跡にあたるような島の形から古代ギリシャ人はサンダリオン(Sandalyon)と呼んだ。鰯の英語名サーディンはこの島に由来すると云われる。

リゾート地のコスタ・ズメラルダ、ジェンナルジェントゥ山地、その他文化遺産は観光資源でもある。

先史時代の石造建築であるヌラーゲを代表するものとして、バルーミニにあるスー・ヌラージ遺跡は世界遺産に指定されている。

オリスターノ近郊のターロス、カリアリ南郊プーラにあるノーラはフェニキア・ローマ時代の都市遺跡である。

中心市街地カリアリは島の南部に位置する。

海に囲まれ、古代から異国の文化が交わりるサルデーニャ島は食の宝庫で、アラブや北アフリカなどの料理の影響を受け、イタリア本土とは異なる食文化が育まれてきた。

豊富な海産物、牧畜される羊の肉などが主要な食材として用いられ、2010年にユネスコの無形文化遺産に指定された「地中海の食文化」 (Mediterranean diet) の一部を構成する。

日本のように四季があり、旬の食材を使った家庭料理はシンプルだがとびきりおいしいようだ。