南知多豊浜「日和山・貝殻公園」は、県外、時には、海外からも訪問者が来るという知多半島の珍スポット。
この貝殻公園は、日和山の頂上にあり、標高は、諸説あるが69メートル程度と低い。 登山道は、津波が来た時の避難場所に使うため治山され、綺麗に舗装されている。 登っていくと徐々に貝殻公園らしくなってくる。「白山神社」の鳥居は貝殻が並んで埋められ、近くでみると、ややゾッとするような感じも。粒々の集合体に恐怖を感じるトライポフォビア、というものなのか。
トライポフォビア
小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖症のことで、ギリシャ語のtrypo+ギリシャ語のphobiaを掛け合わせた造語として、2005年に命名された用語、日本語では、集合体恐怖症と通称されることもある。症状などは個人差がある。
砲台、船、休憩場所のテーブルやベンチ全て貝殻づくし。
砲台には、「若人よ 明治につづけ?ど根性」、と・・・? 「河和営業所」と貝で書かれた柱もあるが、何かの営業所?だったのか。
この公園は、約26年をかけておじいさんと息子さんの2人で作られたそうで、謎な物があったり、珍スポットとして有名だったようだ。今は、ずいぶん荒れて、あまり人が来た気配がなさそう、でも、造形物には製作者の信念が感じ取られる。このまま朽ち果てていくのは、もったいない、途中までは津波対策で綺麗になっているので、この公園も綺麗に復活し、いつか、船の見晴台から海を眺めてみたいところだ。