国指定登録有形文化財に指定された和とモダンな雰囲気が織り成す空間の落合楼は伊豆半島を流れる狩野川の起点、本谷川と猫越川の「」落ち合う」場所にある。明治14年に、逗留中の山岡鉄舟が宿の庭から川の落ち合う様子を眺め「落合楼」と称したのが由来となっている。
明治七年に足立三敏が、本谷川と猫越川(ねっこがわ)が合流して狩野川の起点となる当地に旅館業を営み「眠雲樓」と称したのが眠雲樓落合楼の創始。以降、落合楼の名称が用いられてきたと伝えられる。
昭和十年一月には、北原白秋が20日余り滞在して歌作に専念してたという記録がある。建物のうち玄関を含む本館の一部と眠雲亭は、昭和8年から12年にかけて建てられた。良質の建築材をふんだんに使った贅沢な造りで、国指定登録有形文化財に指定されている。
客室数 14室全室バス・トイレ付(収容人員56名)
お風呂 大浴場(内湯)、天狗の湯(露天風呂)、貸切露天風呂(要予約)
入浴時間 15:00~翌10:00
宴会場 紫檀の間:108畳/梅1:36畳/梅2:59.4平米/梅3:36畳/竹1:15畳/竹2:15畳/竹3:15畳
菊1:15畳/菊2:15畳/菊3:15畳/しゃくなげ:10畳+10畳
施設 眠雲橋、ロビーラウンジスワン、テラス、売店、完備