オックスフォード 、モーリス (自動車)

イングランド東部、オックスフォードシャーの州都Oxford(オックスフォード)は、1542年に市制され、英語圏において最も古い大学であるオックスフォード大学の拠点である。詩人マシュー・アーノルドは、大学を構成する建造物が建築として調和を実現していることに関連して「夢見る尖塔の都市」と造語した。

20世紀初頭には急速な産業と人口の増大を経験し、印刷及び出版産業は1920年代までに十分に発達した。この時代に、オックスフォードはモードリン橋(Magdalen Bridge)の西にあたる大学都市と、南東部のカウリー(Cowley)地区の自動車都市の2つの部分から構成されるようになった。

モーリス 自動車 (Morris Motor Company)

ウィリアム・モリス(初代ナフィールド子爵、William Morris, 1st Viscount Nuffield)が、カウリーにおいて自動車の大量生産を行うため「モリス自動車会社」(Morris Motors Company)を設立した。

カウリーはブリティッシュ・レイランドの衰退が起こり、1980年代と1990年代に大規模な失業を蒙ったが、現在はBMWによる新型ミニ車の製造で成功を収めている。

モーリスの名前を冠した自動車は「モーリス・アイタル(Morris Ital)」の販売が終了した1984年が最期となる。

現在は、中国の自動車会社・南京汽車が旧MGローバー社の資産の大部分を買収し、旧MGローバー社が所有していたブランドのひとつとしてモーリスの商標権も南京汽車に移動している。

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