キクラデス諸島(英語: Cyclades)はエーゲ海の中部に点在するギリシア領の島々で、キクラデスという語は、英語の「Cycle」と同根で、神聖な島とされるデロス島を「囲んでいる」ことによる。
キクラデス諸島のサントリーニ島は、クレタ島の北方120km、エーゲ海の真ん中に位置し、かつて「フィラ島 Thira/Fira」と呼ばれた。
大爆発を起こした火山が形成したカルデラ地形の一部で、三日月型をした右半分の島はティラと呼ばれ、サントリーニ・カルデラ内では現在も活発な火山活動がある。
この地には紀元前3000年頃、キクラデス文明が栄えた。島の南端付近にある古代遺跡のアクロティーリ遺跡 (Acroteri-Santorini Island)はエーゲ海で最も保存状態が良い先史時代の遺跡とされている。この火山が大爆発を起こしたのは「突然」の出来事ではなく、大爆発までに住民が避難する時間があったようで、財物を持ち出す余裕があったようである。
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島内散策と、カルデラとエーゲ海のパノラマを望めるMegalochoriの村のアルティ スイーツ (Alti Suites)ホテルまで