大成丸 (独立行政法人海技教育機構が保有する船舶)

独立行政法人海技教育機構が保有する船舶で、現在は4代目が就航中である。大成丸 (初代) は、1904年就航の帆船で、旧制東京高等商船学校の6代目練習船である。

長さ84.14m、幅13.33m、総トン数2423.68tの4檣バーク型
終戦直後の1945年10月に神戸港で触雷して沈没した。

大成丸 (2代) は、日本郵船の貨客船「小樽丸」を改造した汽船。
船体を10m延長する大改造が行われ、1954年に練習船大成丸として就航し、1981年引退する。
この船の丸窓が2つ、現在の大成丸の船内に保存されている。

大成丸 (3代) は、蒸気タービンを備えた汽船で、フォクスルデッキが一段高く、ドッキングブリッジがある。
後部マストも煙突から独立していて、他の練習船と比較するとやや古い様式の外観である。2014年引退。

大成丸 (4代) は内航船教育を重点として建造、2014年竣工。
総トン数は、5,886.73トン。

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