名古屋大須 矢場地蔵 小林城址

小林城は牧下野守長義(義清)の子、牧若狭守長清の居城。長清は織田信長の妹で「お市の方」の姉にあたる「おとくの方」を正室に迎えたことで知られている。1570年(元亀元年)に長清が没すると廃城となり、その後、江戸時代には尾張藩2代藩主・徳川光友(光義)の剣術指南役をつとめた柳生兵庫助利厳の屋敷となった。現在城址には1701年(元禄14年)に建立された清浄寺が残っており、名古屋城から移されたとされる矢場地蔵のほか、牧長義夫妻、牧長清夫妻の墓がある。

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