桑名 九華公園 桜 2019

九華公園は桑名市吉之丸にある公園で、桜、つつじ、花菖蒲の名所として知られる。桑名城跡を公園として整備したもので、園内では桑名城ゆかりの様々な遺構を見ることができる。

明治維新によって桑名城は灰燼に帰し、以後荒廃していたが、1928年(昭和3年)に松平定信(守国公、楽翁)没後百年祭を記念して、本丸・二之丸一帯が九華公園として整備された。公園の設計者は、元桑名藩士で庭園史研究家の小沢圭次郎である。1942年(昭和17年)に、「桑名城跡」が三重県指定史跡となった。指定地域には九華公園の一部が含まれている。

堀は公園全体の約6割を占め水が張られ、堀上には多数の橋が架けられている。園内には、ソメイヨシノ、しだれ桜、山桜などの桜が約450本あり、三重県下屈指の桜の名所となっている。また、ヒラドツツジ、オオムラサキツツジといったつつじが約550本、伊勢系、肥後系、江戸系の花菖蒲が約4000株ある。

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