ジャン・フレデリック・バジール

フランスの印象派画家、ジャン・フレデリック・バジール(Jean Frédéric Bazille
1841年12月6日 – 1870年11月28日 )は、ラングドック=ルシヨン地域圏・エロー県のモンペリエで裕福なプロテスタントの家庭に生まれた。

ウジェーヌ・ドラクロワの作品を見て絵画制作に興味を持ち、医学も同時に勉強するという条件つきで、1862年、パリに出た。

ピエール=オーギュスト・ルノワール、アルフレッド・シスレーと会い印象派絵画に引き寄せられる。

医学の試験に失敗した後は絵画に専念し、親しく付き合った友人には、クロード・モネ、アルフレッド・シスレー、エドゥアール・マネがいる。

バジールの作品の多くは人物画で、風景の中に主題の人物を配置する。

バジールは裕福で気前がよい性格で、困っている友人たちに自分のアトリエや画材を使わせたりして支援を惜しまなかった。

サロン・ド・パリに落選したクロード・モネの『庭の女たち』を2,500フランで買い取り、月に50フランずつの分割払いにして援助した。

普仏戦争で、28才で戦場に斃れた。