外国人観光客が注目する奇祭
毎年3月15日に行われる豊年祭は、直径60cm、長さ2mあまりの大きな男茎形(毎年ヒノキで作られています)の神輿をかつぐお祭り。この日は、あちこちに男茎形があふれ、その勇姿を見ようと国内外から多くの観光客が訪れます。「野も山も みなほほえむや 田縣祭」と詠まれたように、恥ずかしながらも思わずほほえんでしまう祭りです。
恋愛や開運の願いが叶う「珍宝窟」
田縣神社 奥宮右手にお祀りしてある「珍宝窟」は、2つの玉があり、右の玉を触ると家内安全、商売繁盛、金運の願いが叶い、左の玉を触ると恋愛成就、子宝、安産、夫婦和合の願いが叶うといわれています。
もともとは「イナゴ除け」のまじない
田縣神社 大男茎形奉納は、大同2年(807)に編纂された古典「古語拾遺-御歳神の条-」の故事に基づいたもの。男茎はイナゴ除けのまじないであったそうです。男性の性器は「産むは生む」に通じて、恋愛、子宝、安産、縁結び、夫婦円満、商売繁昌、厄除開運、諸病の平癒に御利益があるとされ、このおおらかな祭りは、世界的にも有名になりました。
熊野神社 (小牧市久保一色)
熊野神社(くまのじんじゃ)は、愛知県小牧市久保一色にある神社である。久保寺が隣接する。
14世紀頃 – 創建
天正12年(1584年) – 小牧・長久手の戦いで砦が築かれる。
昭和34年(1959年)9月 – 伊勢湾台風で社殿が甚大な被害を受ける。
昭和59年(1984年) – 社殿修復工事完了。
久保山砦跡
久保山砦跡(くぼやまとりであと)は、天正12年(1584年)の小牧・長久手の戦いの折り、秀吉方が築いたとされる砦の跡である。「外久保砦跡」とも呼ばれる。砦の規模は東西二十三間、南北十六間あった。長久手での合戦後、豊臣秀吉がこの砦で全軍を指揮したと伝えられており、そのことからこの砦が築かれた久保山を「太閤山」とも呼ぶ。