出雲大社 (いづもおおやしろ)

正式名称は「いづもおおやしろ」、一般には「いづもたいしゃ」と読まれる。

二拝四拍手一拝の作法で拝礼。
主祭神 大国主大神。
式内社(名神大)出雲国一宮。


旧社格は官幣大社。
現在は神社本庁包括に属する別表神社。
宗教法人出雲大社教の宗祠。

創建以来、天照大神の子の天穂日命を祖とする出雲国造家が祭祀を担い、現在の宮司は84代国造千家尊祐。
神社本庁より神職身分特級を拝受し、宮司の正服の紋様は神社本庁の定める黒綾文輪なし裏同色平絹ではなく、黒綾にご神紋である二重亀甲剣花角の文様を練り込んだもので他に類を見ない。

皇室の者といえども本殿内までは入れないしきたりを現在も守り続ける。

神在月(神無月)には全国から八百万の神々が集まり神議が行われるとされる。ただし、出雲へ行かず村や家に留まる田の神・家の神的な性格を持つ留守神(荒神等)も存在しているので、すべての神が出雲に出向くわけではない。

出雲大社の祭祀者である出雲国造家は、南北朝時代に「千家」と「北島」の2家に分裂した。
祭事は幕末までは両家が二分して行っていたが、明治以降から現在までは千家家が執り行っている。

 
愛よ永遠に(Allegro de la 40 ems Symphonie de Mozart)・・・出雲大社